久々の投稿です。

みなさまこんにちは。暑い日が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。私は今のところ飲み過ぎなどで大きく体調など崩すことなくすごしております。

このブログには久しぶりの投稿になるのですが、最近は

日本酒Sake咲くブログ

の更新をメインにしており、このブログを3ヶ月近く放置ぎみにしていたのですが、意外にも?ぼちぼちアクセスがあるので、ちょっと驚いております。内容の薄いブログですが、アクセスしていただきありがとうございます。

さて本日は日本酒とは関係なく、「個人的な記録」をと思い、ブログを打っています。思ったことをざっと書き込んでいくだけなので、多分読みにくい部分もあります。興味がなければスルーしてください。

最近考えることはブログメディアは需要があるのかな?ということ。個人がブログを通してアドセンスやアフィリエイトなどの広告ビジネスで収入を得るスタイルは多いものの、個人や企業が今後さらにSNSをメインに情報発信を行っていくとなると、どうなるのかな、と思ったりします。情報収集・発信は今や、Twitterやインスタが中心となりつつあると思う。Face Bookは若い人はほとんどやっていない感じでもある。LINEはもう全世代共通して利用しているコミュニケーションツールとしてや企業の顧客囲い込みの道具(ポイントスタンプの発行など)として利用が活発に思う。

このようなSNS全般の時代において今後ブログメディアは必要とされるのだろうか、と思ったりもするのです。個人的な匿名の「日記」として自身の日々の記録や考えをweb上に残すためだけならわからなくもない。(というかブログはそもそもそこら辺が発祥?)

ブログをビジネス的に活用するか、個人的に記録するためだけに利用するかの違いですかね。

いや個人的に一番言いたかったことは「価値ある情報をどう残していくか」ということ。

例えば昨日購入した「秋麗」という品種の梨はまだ全国的には有名ではなくマイナーな部類の品種。しかしこの梨がめちゃくちゃ甘くてうまい。それと同時に食べ比べた「秀玉」という梨も幻の品種といわれているようで、味の違いは「秋麗」はまるで白桃のような甘さ、「秀玉」はまるでスイカのような甘さとみずみずしさを感じた。

このように「梨」ひとつとっても様々な品種による味の違いがあり、とても興味深かったのですがそれらを食べ比べたりした詳細な違いを記載したwebメディアはほとんど見当たらなかった。

このようにとてもマイナーな情報だが、品種や味の違いなどを記載したブログなどの個人の主観(味や見た目)+客観的な情報(産地や時期、生産者の話)をクロスしたメディアは「将来の個人的な情報資産となるのではないか」と思ったりする。(いや、そんな詳細でマイナーな情報誰もほしがらねーよ!って意見も重々承知なのですが)

特に梨やぶどうなどの果物を生産している生産者さんたちはとても素晴らしい情報や知識をもっているにもかかわらず、インターネットやwebに関する知識があまり少ないためか、そこらへんの情報発信が少ない気がする。(そもそもホームページさえもっていない直売生産者さんも多いはず)

このように後生に残しておいたほうがよいと思われる「情報資産」はやはり誰かが、ブログやwebメディアを通して残した方がよいと思うのは私だけでしょうか。またそれらを記録したwebメディアが(今は無価値でも)今後の社会的な情報資産となるなら、残すべきでしょうかね。

今後、個人的な「情報資産」は私の中でテーマになりそうです。

 

動くことは考えること -Think it moves-

 

 

 

 

 

新規ブログ作成

みなさまこんにちは。昨日今日と関東は梅雨入りしそうな天気ですね。

さて、本日のお知らせです。

最近このブログがやけに日本酒の投稿が多くなってきたため、これはいっそのこと日本酒に特化したブログを作ろうと思い、今週日本酒専門のブログメディアを作成致しました。

日本酒に関するブログはあまたあるので私のブログは、あまり参考にはならないかと思いますが、もし興味を持ってくださる方がいらしたら幸いです。

またこのブログは今後どうしようかは現在検討中です。タイトル通り日頃思ったことなど書き綴るかな?しかし自分のことだから思ったことを記載するより他のことしてそうかも(^_^;)

Newブログ 「日本酒Sake咲くブログ」

http://sakesaku.com/

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

誉池月 八反錦&風の森 愛山 日本酒飲み比べ

皆様こんばんは。5月最後の週末いかがお過ごしだったでしょうか。少し暑かったですが、好天に恵まれ、何かをするには良い週末だったのではないでしょうか。

さて、今夜はちょっとマニアックな日本酒の飲み比べです。

左が広島県池月酒造さんの「完全発酵 純米 超大辛口 八反錦80 あらばしり 本生」右が奈良県の油長酒造さんの「風の森 愛山 純米しぼり華 愛山80 無濾過無加水生酒」です。

 

日本酒の酒米では山田錦や五百万石といった、あまり日本酒を飲まれない方でも、なんとなく聞き覚えがあるメジャーな酒米がある一方、「雄町」や「愛山」といったコアな日本酒ファンが好む酒米もあります。
そのような中、今回は油長酒造さんの「愛山」と池月酒造さんの「八反錦」を飲み比べてみようと思います。

 

今回チョイスした2本はどちらも生酒で精米歩合が80%というお米の旨みや味わいが感じられるものを選んでみました。

そもそもこの「精米歩合80%」といった低精白の日本酒は一般的にはどっしりとしたお米の旨みや芳醇さがあり「固く重い」印象があるかと思いますが、今回頂いた、この2本は同じ精米歩合でもまったく違う味わいでした。

まず、風の森愛山ですが、甘旨み、コク、そして酸味が出ており非常にバランスがとれていて、それでいてお米の味わいもしっかりと感じ取れる一本で、まさに今風の日本酒?とでも言うのでしょうか、敢えてたとえるのなら、白ワインのシャルドネをより甘くした感じがしました。

続いて池月酒造さんの誉池月 完全発酵は非常に滑らかで、するりと飲めて最後にピリピリと口の中に残る辛さがでてきます。まるでお米の水のような味わいで表記には超大辛口と名打っているのですが、これが超大辛口なのかと言われるとなかなか考えさせられてしました(^_^;)

 

使用の酒米こそ違えど、どちらも8割磨きという低精白で醸した日本酒が、これほどまでに軽やかで飲み口良く、バランスの良いお酒であろうとは驚きです。そしてこの2銘柄の酒米に関しての違いはやはり八反錦より愛山の方が甘く、コクがあり華やかな感じではないかと感じました。

 

 

 

 

貴娘酒造 純米吟醸 咲耶美 直汲みうすにごり H29BY仕込み1号

皆様こんばんは。本日は日差しは熱かったですが、比較的カラッとした気候でしたね。

さて、本日の1本は先月紹介した貴娘酒造の咲耶美の直汲みうすにごりです。

では、頂きます。

口に含んだ瞬間に感じる甘み、旨み、酸味、コク、まさに「桃」です。

芳醇な甘みと旨みから追いかけてくる酸味とコク、そしてやや最後に出てくる少々の苦み。

最初に開けたときは堅さや苦みがやや強い感じがしたのですが、1日置くと味がまろやかになり、おりの部分あたりまでくると酸味とおりが折り重なり、ますます旨みが増す感じがします。これは俗に言うジューシー系の日本酒ですかね。クセ無くスイスイとイケます。

 

スペック

貴娘酒造 純米吟醸 咲耶美 直汲みうすにごり H29BY仕込1号

原材料名 米(国産) 米こうじ(国産米)

原料米 美山錦

精米歩合 55%

アルコール分 16度~17度

日本酒度 -2

酸度 1.6

まだあまり知られていない日本酒だと思いますが、美味しいお酒だと思います。

甘みや酸味が全面に押し出されていると思われるので、日本酒に飲み慣れていない方でも美味しく頂けるのではないかと思います。

 

南陽醸造 花陽浴 純米大吟醸 五百万石 29BY

皆様、こんばんは。今日は金曜日、一週間お疲れ様でした。

さて今夜頂いている一本は南陽醸造 花陽浴 純米大吟醸 越後五百万石です。

花陽浴は先週の備前雄町に続き今月2本目ですね。

では、いただきましょう。

上立ち香は薄いパイン香。吞み口は柔わらかで甘みと旨みが広がったと思ったら酸味とやや苦みが感じられます。飲み干したあとの口腔の中の余韻にも苦みが残ります。

いや、おもしろい味わいですね。確かに花陽浴らしさが出ているのですが、甘さや旨みもありつつ後半にかけて苦みも負けずに出てきてますね。

 

 

スペック

花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石

原料材名 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 48%

アルコール分 16度

五百万石100%使用

 

先日頂いた花陽浴 純米吟醸 備前雄町とは明らかな違いがあって面白いですね。単純に甘旨みがあるだけでなく、そこにある種誇張されたような「苦み」が感じられ、「苦旨み」とでも言うのでしょうか。このある種誇張されたような「苦み」をどう受け止め思慮するかは、一考に値するかと思われます。

またこのような味わいのある日本酒には何が合うかと考えながら飲んでいたところ、例えば生ハムやメロンなどと一緒に頂くと、よりお酒の味わいを際立たせ、その食材とのマリアージュを楽しめるのではないかと思います。となるとこれは食後酒として味わう方が良いかも?しれませんかね(笑)

 

 

山の壽 純米吟醸 雄町13

みなさまこんばんは。 本日も暑かったですね。

このような暑い日にはシュワっとした日本酒などはいかがですか。

本日ご紹介する一本は 福岡県にある山の壽酒造の純米吟醸 雄町13 うすにごりです。

 

では、さっそくいただきましょう。

上立ち香は軽やかなリンゴの香り。口に含むとスッキリとした酸味と大きな甘旨みが広がり若干の苦みと酸を残しつつ喉の奥に消えていきます。

このお酒はアルコール度数が13度なのですが、飲み口は軽やかであるものの、米の旨みがしっかり残っており、微発泡のにごりだけあってか、比較的飲み応えのあるお酒ですね。

もし食事と合わせるのならば、トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼやもずく酢やキュウリの酢の物などと合いそう。

 

スペック

山の壽 純米吟醸 雄町13 うすにごり

原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)

精米歩合 麹米50%  掛米60%

アルコール分 13%

製造年月 30年5月

 

このお酒は先日町田の酒屋さんが開いたイベントにて購入したのですが、関東ではまだ購入できる酒屋が少ないそうです。もし見つけたら暑い夜に微発泡のにごりのお酒はいかがでしょうか。

齋彌酒造店 雪の茅舎 美酒の設計 生酒 29BY

皆様こんばんは。まだ夏ではないのに日中は暑かったですね。

今宵の一献は「秋田県 齋彌酒造店 雪の茅舎 美酒の設計 生酒 29BY 」です。

 

このお酒は某テレビ番組で居酒屋の達人がとても美味しそうに飲んでおり、以前から気になっていた一本です。

さて、それではさっそく頂きます。

上立ち香は薄やわらかなリンゴのような香り。口に含むと滑らかな舌触りに口の中に甘旨みが広がります。甘旨みが広がったと思ったら、コクと穏やかな酸味とほのかな苦みが出てきて、キレ良く喉の奥にスッと消えていきます。

あまりの飲みやすさ、旨さ、軽やかさ故に、盃が止まらなくなります。さすが「美酒」を「設計」されているだけありますね。

 

実は昨年この美酒の設計を求め、(買えないことはわかっていたのですが)蔵元の齋彌醸造さんに行ってきたのは今でも良い思い出です。

 

スペック

雪の茅舎 美酒の設計 純米吟醸

アルコール分 16度

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 55%

原料米 兵庫県産米 山田錦100%

使用酵母 自社酵母

製造年月 2018.04

 

美しくも艶があり、気がつけばあっという間に消えて無くなる、まさにそんな甘美なお酒でした。

 

G.W信州旅行 ~温泉編~

信州旅行 酒屋・酒蔵巡りとともに温泉にも入ってきましたよ。

まず向かったのが群馬県の万座温泉(信州から少しはみ出ました)

万座高原ホテルへ。

ここは露天風呂が8つあり、それぞれ温泉の色や酸度、温度などが違い面白かったです。

中でも一番奥にあった「紅の湯」という温泉は温度も43.5度と高くまたphも2.3と刺激があり温泉の力強さを感じました。その手前にあった「白滝の湯」では透明であまり熱くはなかったもののphが1.5度非常に高く、お尻の穴がやや痛かったです。(係のおじさんに温度、phは聞きました。)

ただこの日は天候の急変に注意の日と言われた日で、G.W中だったにも関わらず入浴中に雪が降ってきました。

続いて向かったのが、平床大噴泉。ほたる温泉。

源泉が地中から力強く沸いており、少し裏手に進むとこのように間近に見られます。

硫黄臭や噴気が強く、大地の息吹を感じられ、非常に興奮しました。

 

最後に家路につく前に入ったのが「戸倉国民温泉」

施設の雰囲気が非常にレトロで、映画やドラマの撮影に使われてもおかしくない感じでした。

温泉はすべて掛け流しです。

温泉のスペックはアルカリ性単純温泉でph9.1 「完全放流式」の掛け流しです。

一番始めに入浴した歳は、少し熱いかな、と思ったのですが、入浴していると徐々に慣れ、高アルカリの温泉の心地よさに包まれます。出たあとも暖かさが保持され、体がぽかぽかしていました。

入浴後の一本。フルーツ牛乳がなかった為、これを飲みました。

昭和レトロで心も体も温かくなる温泉でした。

戸倉国民温泉

http://www016.upp.so-net.ne.jp/kokumin-spa/

 

G.W信州旅行 ~お酒編~

みなさまこんにちは。今日は私の住む地域では朝は寒く、雨が降っていたと思ったら午後には晴れて青空が出てきました。

さて今回はG.Wに信州に行った際の記録です。

この信州旅行、実は宿が取れず前日まで行くかどうか悩んでおり、なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、最悪車中泊か現地で見つけるか、日帰りにするか、という選択しを保持し出かけることにしました。

今回の旅行の目的は「お酒」と「温泉」(車で行ったので当然、お酒は飲めません)

まず、伺ったのは千曲市にある酒屋「酒乃生坂屋」さん

店舗壁面にでかでかとした「飛露喜」の文字が。

そして裏手にはすてきなコレクション。

開店と同時にお伺いし、素晴らしいお酒の品揃えに圧倒されました。

続いて訪れたお店が「信州産 地酒専門店 宮島酒店」さん

このお店は、以前上田市に遊びに行った際に、地元の人に教えてもらったお店で、「幻舞」を購入させてもらったお店です。

今回もあるかあまり期待はしてなかったのですが、「幻舞 純米吟醸 雄町」が偶然あったので早速、購入させてもらいました。

この後は万座スカイラインで万座温泉に入浴し、信州中野へ。

信州中野では「石清水」で有名な「伊賀屋酒造」さんへ

ここは若夫婦2人で営む小さな酒蔵なのですが、最近、近くの酒屋でよく見かけるので赴いてみました。

ここの伊賀屋のメインの日本酒は「岩清水」なのですが、最近は「GOWARINGO」や「NIWARINGO」などのリンゴ酵母を使った商品や5割麹の日本酒などを作られております。

続いて向かったのは長野市にある「酒千蔵野」さん

今回の旅行でどうしても訪れたかった場所のひとつ。

当然アポもとっておらず、蔵が開いているはずなどないのですが、偶然、ここの杜氏の千野麻里子さんにお会いすることができました。時間も無い中、お話をして頂き、本当に感謝いたします。

話の中で千野さんにここの日本酒を取り扱っている酒屋さんを教えて頂き、比較的近くにある酒屋さん「銘酒サクラ井」さんへ。

サクラ井さんでは店主一押しの 「鼎(かなえ)」と以前から気になっていた「kawanakajima Fuwarin」を購入。

最後に再び「酒乃生坂屋」さんへ。

ここでは、最近人気のある「南陽醸造」さんの「花陽浴」と、信州大町の地酒「北安醸造」さんの「北安大國 純米」のお酒を購入させてもらいました。

 

ちょっと買いすぎてしまった感もあるのですが、少しずつ楽しんで飲もうと思います。

 

次は温泉編になります。

 

 

南陽醸造 花陽浴 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒 (29BY)

みなさまこんばんは。G.Wはいかがお過ごしだったでしょうか。

さて、本日ご紹介する一本は埼玉県にある南陽醸造さんの醸す「花陽浴」という日本酒です。

この日本酒は日本酒好きな20代~40代くらいの方だったら一度は目にしたか口にしたことがあるかもしれません。

かく言う私も昨年まではそこまで気にとめていなかったのですが、たまたま売っている酒屋を見つけたので、購入に至りました。

さて、この日本酒ですが上立ち香りは甘い柔らかなパイン香。そう、まさにパインジュースの香りがします。口に含むと甘み酸味苦みが複雑に口の中で絡み合い、心地よい酸味と共にキレよく消えていきます。味わいは無濾過生原酒だけあり、濃厚な味わいなのですが、爽やかな果実酒のような味わいもあり、日本酒独特のお米の濃醇さを感じさず、後味もやや甘みがあるもののスッキリとしており、終始美味しく頂けます。この日本酒が人気がでるのもうなずけます。

このお酒単体でもグイグイ飲めてしまうのですが、もしこのお酒に食べ物を合わせるとしたら、アーモンドやカシューナッツのようなナッツ類やレーズンやドライフィグなどのドライフルーツと合わせるとより美味しく頂けそう。

またこの花陽浴を飲むシチュエーションを考えるのなら、ご夫婦やカップルなどの記念イベントの食前酒として、または食後の心地よい余韻に浸っている時にゆっくり頂く一杯としてはいかがでしょうか。

 

スペック

「花陽浴」純米吟醸 備前雄町 29BY

アルコール分 16%

原材料名 米(国産)米麹(国産米)

精米歩合 55%

備前雄町 100%使用

 

この花陽浴は飲み進めると結構滓がでてきましたね。加えて酸味もやや強くでてきて、これはこれで面白い味わいですね。日本酒はほんと奥が深く難しくもあり美味しくもあり魅力的ですね。