皆様、こんばんは。今日は金曜日、一週間お疲れ様でした。
さて今夜頂いている一本は南陽醸造 花陽浴 純米大吟醸 越後五百万石です。
花陽浴は先週の備前雄町に続き今月2本目ですね。
では、いただきましょう。
上立ち香は薄いパイン香。吞み口は柔わらかで甘みと旨みが広がったと思ったら酸味とやや苦みが感じられます。飲み干したあとの口腔の中の余韻にも苦みが残ります。
いや、おもしろい味わいですね。確かに花陽浴らしさが出ているのですが、甘さや旨みもありつつ後半にかけて苦みも負けずに出てきてますね。
スペック
花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒 越後五百万石
原料材名 米(国産)米こうじ(国産米)
精米歩合 48%
アルコール分 16度
五百万石100%使用
先日頂いた花陽浴 純米吟醸 備前雄町とは明らかな違いがあって面白いですね。単純に甘旨みがあるだけでなく、そこにある種誇張されたような「苦み」が感じられ、「苦旨み」とでも言うのでしょうか。このある種誇張されたような「苦み」をどう受け止め思慮するかは、一考に値するかと思われます。
またこのような味わいのある日本酒には何が合うかと考えながら飲んでいたところ、例えば生ハムやメロンなどと一緒に頂くと、よりお酒の味わいを際立たせ、その食材とのマリアージュを楽しめるのではないかと思います。となるとこれは食後酒として味わう方が良いかも?しれませんかね(笑)